【こんな症例も治りますシリーズ 880】『 ワンちゃんの繰り返す下痢と低たんぱく血症 』も適切な診断と治療でコントロールします

 

犬  ミニチュア・ダックスフンド 7歳 オス(去勢手術済み)

 

 

【 元気も食欲もあるけれど、毎月のようにお腹を壊す 】とのことで来院されたワンちゃんです。

 

 

◆◆ お腹の不調をくり返していたため、全身の検査を行いました。

 

・ 便検査 : 酵母(カビの仲間)のようなものが増えていました。

 

・ 血液検査 : 低たんぱく血症(血液の中のたんぱく質が少なくなっている状態)になっていました。

 

 

 

■■ 低たんぱく血症と下痢が主な症状だったため、お腹の状態を最優先に治療しました。

 

 

■ 同時に、腎臓の病気や慢性炎症(体の中で長く続いている炎症)など、ほかに原因がないかも調べていきました。

 

■ その結果、腸からたんぱく質が漏れ出ている状態(蛋白漏出性腸症)と判断しました。

 

 

 

★★ そこで治療を開始し、食事療法とサプリメントを使って、病状をコントロールすることができました。

 

 

■ ただし、今後病状が悪化すると、お薬が必要になることが多い病気です。

 

■ そのため、定期的な検査で状態を見守っていくことが大切です。

 

 

 

★ 「ただの下痢」でも、くり返す場合には病気が隠れていることがあります。 定期的な健康診断をお勧めいたします。

 

 

 

獣医師 冨田浩平

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